桜朔

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ひっくり返らない箸を誰かに作ってほしい

こんにちは,櫻井朔@hajimesakuraiです.

ごはん,味噌汁,丼,麺類などを食べていていつも思うのですが,下図のように箸をお椀に置いていると,ちょっとしたことですぐに箸がひっくり返って汁が飛び散ったりテーブルの下に落ちたりしてしまいます.

形状的にテーパがかかっていて先端が細いので重心が長さの中心よりも上にあるため,結果的に支点の縁よりも力点が持ち手側にあることになりトルクが発生してひっくり返ってしまいます.

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このせいで大変な目に会った人も多いはず(たぶん).私の場合は大事な式典の日にネクタイに油がついて取れなくなってしまった経験などがあります.箸を落とすことはしょっちゅうです.

箸置きが用意されてればいいのですが,無い場合も多いですし,じゃあお椀の上に水平に置けばいいのではという意見もありますが,断面が円形の場合は転がってしまうので必ずしも大丈夫とは限らないですし,持ち手側が汚れてしまうときもあります.

ならば箸そのものを変えてしまえば良い.これらの解決方法は簡単で,重心を先端側に持っていけば良いだけです.

以前から考えたのは以下の方法です.

先端を圧縮する

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木製などの製品の場合,先端を削って作るのではなく,圧縮してやることで重心は中央付近に保たれます. ただし頑張っても劇的に重心が変わるわけではなく,また圧縮のかけ方が不均一なので少し難しそうです.均一に圧縮してから周りに別の材料でカバーして整形するなどの方法も考えられます.

内部に比重の異なる物質を埋め込む

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普通に箸をまず作って,先端側に重い物質を埋め込む.もしくは持ち手側に軽い物質を埋め込むことで重心の位置をコントロールします.細長い穴を開けるのは高い技術が必要ですが,大量生産などをするのであれば比較的容易な方法な気がします.

先端の材料を変える

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思い切って2種の物質で出来たものを結合する方法です.最も重心を先端に持って行きやすい方法ですが,結合方法を工夫しないと耐久性が悪くなってしまうところが難しいところです.

後記

正直なところ,箸文化に革命を起こせるのではと大袈裟ながら思っています. 考えれば他にもいくらでも方法はありそうですが,どなたかこのような箸を作ってくれませんか.

それでは.

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